『富良野のお気に入りの建物』

更新日:2019/03/01

昨年の旅の写真を整理していたら、北海道らしい建物として気に入った写真が
ありましたので、いくつか紹介します。

トタン張りの倉庫

総トタン張りの倉庫。赤青の色が目を惹きました。
「紹介が、いきなりこれか?」と感じた方もいるかと思いますが、
インパクトで選びました。

一見すると、壁の青は、どーでもいい感じで塗ってあるように見えますが、
よく見ると、青の濃淡で色分けされています。
濃いめの青の面積配分と重量感が絶妙なバランスで、建物に安定感を与えています。

おそらく、昭和40年台頃までに建てられた木造の建物で、元は下見板張りだったと思われます。
カラー鉄板は、北海道では瓦棒葺き屋根(雪のすべりが良い)の材料として長らく使用されていましたので、
手に入り易すく加工しやすい外壁の補強材料として使われていたのでしょう。


マンサード屋根の蔵

次は蔵です。マンサード屋根が載っています。
マンサードは酪農農家に多く見られる北海道らしいデザインです。
この建物は市街地にありますので、白く塗り込められた外観になっています。
窓に鉄扉などの耐火建具がありませんが、
蔵として使われなくなった時点で、老朽化していた扉を外したのかもしれません。


洋館風な病院

3つ目は大好きな洋館です。
しかも、現役の医院です。
玄関扉に診療時間が表示されていて、当日はお休みの日でした。
西洋建築のデザインがあちこちに丁寧に表現されていて、
グリーン系のパステルな色使いが上品でいいですよね。

今の時代、何でも調べれば判るのかもしれませんが、
「建物を大事に維持継承しているんだなぁ。きっと、このお宅は代々お医者様で、
建築にも造詣の深い素敵なご家族なんだろうなあ。」などと勝手に想像しています。

ちなみに、観光案内所の方から聞いたところによると、
「北の国から」のロケに使われたそうです。
富良野にあって、これだけ素敵な建物が登場しないわけありませんよね。


以上です。