『コンクリートの撥水材』

更新日:2016/08/19

下記の写真は、最近改修工事を終えた弊社の管理物件です。
手前の物件ではありません。塔屋に看板が付いている建物です。

塔屋って、なに?と疑問があると思います。

大辞林で調べてみると、
「塔屋とは、ビルの屋上に突出して設けられているエレベーター室・階段部分・換気筒・水槽・機械室などの構造物」
という意味でした。

簡単にいうと、マンションなどの屋上でポコっと突き出している部分を指します。
このマンションの場合も塔屋の下にはエレベーターが有り、塔屋の上には、高架水槽があるため、
機械室等として使われているのだろうと思います。



下記の写真は、塔屋に入るための階段の踊り場部の写真です。
その踊り場部の床はコンクリートで出来ており、特に塗装や仕上げ材などで保護されているわけではなく、
材質であるコンクリートがむき出しとなっています。

ちょうど、その時は、雨が止んだばかりでしたので、雨水が表面についておりました。

良く見て頂くとお分かりだと思いますが、水滴の一つ一つがコンクリートに弾かれていることがわかると思います。

これは、撥水材が効いている証拠です。

コンクリートに撥水材を塗布すると、塗布したばかりの時期では、
指ではじいても、コンクリート内部にはなかなか浸透しません。

指ではじくと、

指をはなしても、

簡単にはコンクリートに浸透されませんね。

こういった階段部は、コンクリートだけで造られている訳ではなく、
鉄筋が中に入っている鉄筋コンクリートという構造になっています。
コンクリートに雨水が浸透させないように撥水材を塗布する事で
コンクリートのなかにある鉄筋を錆びさせないようにすることができます。

このようにコンクリートむき出しを撥水材で保護する事は、コンクリートの爆裂の対策にもなります。
次回は、コンクリートの爆裂について触れたいと思います。