『萩、久保田家住宅』

更新日:2018/09/14

萩の旧久保田家住宅の内部です。
江戸後期の商家なので、古民家好きは避けて通れません。

久保田家住宅は御成道(おなりみち)を挟んで菊屋家住宅と対峙するように建っており、
共に豪商として、仲が良かったのかどうか気になるところです。
時代劇だと、家老派とか奉行派とかに分れて・・・とかありますよね。


古民家は木構造がむき出しになっているので、
時間があれば腰かけて、じっくりと見てみることをお薦めします。
適当に1本の柱を決めて、その柱⇒その上の梁⇒さらにその上の柱→さらに上の梁というように、
下から上に見上げてゆき、屋根面マデいったら、上から下へ順に見下ろしてゆきます。
そうして見てみると、柱と梁がどのように建物の荷重を支えているかがなんとなく判ってきます。

ちなみに上の写真、梁はぶっといですが、柱は意外に細いと思いませんか?
木材はタテに使う場合には、単位面積当たりの圧縮強度がコンクリートと同等の強さなので、
細くてもかなりの荷重に耐えられますが、ヨコに使う場合には、せん断強度・曲げ強度が要求されるので、
荷重に応じて大きな断面が必要になります。
よって、梁が太くて柱が細いのは不自然ではないということになります。


以上です。