『津和野』

更新日:2018/08/17

津和野と云えば、小京都。鯉の泳ぐ堀があるこの通りです。


武家屋敷が並らぶこの通りには、古い立派な門が残っています。
門をくぐると、古い建物が現役で役所として使われています。


同じ通りが、途中で武家屋敷から商家の家並みに変わります。
この建物は、和菓子屋さんなのですが、
ご注目いただきたいのは、建物1階右側の格子戸です。
この部分は商家によくある作りで、「出店」「出見世」(だしみせ)と呼ばれています。
ようするに格子戸を全開口できる縁側なのですが、
この出店の格子戸は大きな2枚折れ戸になっているんです。
これまでに古民家はたくさん見てきましたが、この開き方は、はじめてみました。


お土産にお菓子を買いました。
そのパッケージがこの写真です。
5×15㎝くらいの小さな紙の箱で、金文字がお魚のフォルムで描かれています。
でも、「鯉」という文字はどこにも使っていません。
ひらがなやローマ字にすることで「恋」という意味も含めたかったのかなぁと思いました。

このお店で、「この辺りって赤茶色の瓦を良く見かけますよね」と話しかけたら、
「石州瓦というこの地方の瓦で、陶器よりも焼成温度が高く、
ほぼ磁器に近い仕上がりになるので凍害を受けにくいんです。雪深いこの地方に合っている瓦なんですよ。
お気づきかと思いますが、このお菓子のパッケージの色は、この石州瓦がモチーフなんです。」と、
女優の深津絵里さんに似たきれいな女性からご説明をいただきました。
私にとっては、この会話が一番のお土産です。


津和野から少し離れたあたりの景色です。石州瓦が使われています。


以上です。