『下関、馬関』

更新日:2018/07/13

海に向かってズラリと並ぶ大砲。もちろん模造品です。
関門海峡は、幕末の馬関戦争の舞台でもあります。
馬関戦争は、長州藩とイギリス・フランス・オランダ・アメリカの列強四国連合艦隊との間に起きた武力衝突事件で、
長州藩は、この攘夷戦にボロ負けしたことで、開国・討幕へ大きく舵を切ります。
この場に立つと、お互いに顔が見える距離で大砲を打ち合っていたことが判ります。


みもすそ川公園の東屋にある、長州製青銅砲のレプリカです。
オリジナル品は、馬関戦争の戦利品としてフランスが持ち帰り、パリのアンヴァリッド軍事博物館に収蔵されています。
アンヴァリッドにはナポレオンのお墓がありますし、ナポレオンは元々砲兵士官でしたから、
博物館の大砲のコレクションに加えられるのは当然だったのでしょう。


砲列の向こうに見える山は「火の山公園」で、ロープウエイで展望台まで上がれます。


火の山公園展望台からの眺めです。


この展望台も、実は砲台跡であります。
日本には、海峡⇒高台⇒砲台という防衛ライン構築の図式があてはまる場所がたくさんありそうです。

以上です。